Thank you for coming.

HIROKA KISHIMOTO

現在お知らせはありません
岸本浩加

profile

岸本浩加

Hiroka Kishimoto

着付け師/着付け講師/小笠原流礼法講師。二八歳で小林豊子きもの学院分校講師として開業。着付けや着付け講師以外にもイベント企画や和を得意とするプロダクトデザインなどの活動も行っている。

着物の「おもい」を受け継ぐ

着物の素晴らしさは、受け継がれること。
技術・伝統・文化など
多くの先人の知恵や技はもちろんのこと、
私が一番伝えたいのは、
着物を残してくださった方たちのおもい。
健やかに育ってほしいと願った産着。
立派な成人になってほしいと願った振袖。
幸せな家庭を築いてほしいと願った花嫁衣装。
着物それぞれに、
その時々のおもいが込められています。
そのおもいを受け継ぎ身に纏うことで、
着物は生き返り、
ありがたい感謝の気持ちに満たされ、
また後世に残していきたいと思うのです。

お気に入り

好きなもの、好きなこと。

  • ・
お着物仲間がまたお一人
修了おめでとうございます!

お忙しい中
最後までやりきってくださって
本当にありがとうございます

話に花が咲き
毎回楽しい時間でした

フラワーの先生でもある
郁子さんとは
いつか平安時代をテーマに
コラボしたい!
と密かに思っています 

これからどんどんお着物
お召しになってくださいね
平安貴族感漂う郁子さんは
お着物がよく似合いますから

そして、いつも素敵なお花を
ありがとうございます♡

・
#kimono #着物 #きもの
#岸本浩加着物教室 
#修了デート
  • ・
工房見学に来ています

昭和初期100軒ほどあった
能登上布の織元は
現在こちらの工房一軒のみ

まとめてではなく
一本ずつ糊コーティングすることで
控えめな艶感が生まれるのが
能登上布の一つの特徴です

衣桁にかかったお着物は
ほどよく麻のシャリ感を残しつつ
肌に寄り添ってくるような
柔らかさがあって

着て洗ってを繰り返し
作り上げていくこの風合い

洗うたびに「調子はどう?」と
語りかけたくなるような
とても親しみのあるお着物でした

残り一軒と聞けば
心配しがちになりますが

40〜50代の方が主流となり
一番お若い方で20代

募集をしていないのに
新しい方とのご縁に恵まれ
なぜかうまく引き継ぎが
できていると聞き
嬉しく思いました

能登に来て驚いたのが
神ごとがとても身近であること
そして熱い想いで
純粋で健全に受け継がれていること

工房のお隣には
奈鹿曽姫神社があります

きっと守ってくださっている
そう思わずにはいられない
能登の人々の精神性

とても感動しています

それにしてもお料理もお酒も
なんでこんなに美味しいの〜!

村上先生のアテンドが
バッチリすぎて幸せです!
ありがとうございます
・

#山崎麻織物工房 
#能登上布 
#ちんがらや 
#着物 #きもの #kimono
#岸本浩加着物教室
  • ・
那須塩原で作った
帯が届きました

帯の柄は「いろは歌」

いろは歌といえば
父から兄へ
兄から私へと
教え伝えられた歌

兄と一緒にお風呂に入り
ちゃんと言えるまでは
あがらせてもらえなかった 笑
懐かしい思い出

父より2つ若い先生に
ご教示いただき
自分で染めました

懐古の情と手作りという特別感
愛おしさはひとしおです

大切にいたします

「またいらっしゃい」と
言ってくださる先生に
今度はこの帯を巻いて
会いに行きたいなぁ
・

#下平清人先生
#染め帯
#九寸名古屋に仕立てます
#民藝
#岸本浩加着物教室
  • ・

ただいまー那須塩原!

伺った2日間でまさかの全工程が終わり
ついに黒留袖の反物ができあがりました

全てを終えられた時
先生は立っていられないほど
心魂を傾けて制作してくださいました

先生にとって留袖は初めて作る作品
それだけに全身全霊で
向き合って下さったのです

感謝、お陰様の気持ちをはるかに超え
どう表現していいのか分かりません

ただこの着物と調和のとれる
私に成長することが
感謝としての表現なのかなと
今は思っています

今朝メモを整理していたら
ミュージシャン
ジョン・バティステの言葉が
目に留まりました

「ファッションも
その人の魂を表す手段」

この着物を作ると決めたのは
魂の導きだと思っています

先生が仰いましたが
「普通は絽の留袖なんか作らないよ
君は変わり者だよ」

確かにそうなのです
だけど目的もないのに
作りたいと思ったのも事実

・・・ほんと変わり者です 笑

でも不思議なことに作ると決めてから
想像もしなかった未来が見え始めています

その時にはこの着物を着ているはず
だって想像しただけで
先生のお顔が目に浮かび
感謝の気持ちで
泣けてくるのですから

とっても面白そうだし
なにより先生にすごく
喜んでいただけそう

だからその未来を掴みにいきます!

いつも温かく迎えてくださり
優しく丁寧にご教示くださった
下平清人先生、ご家族の皆様
心より御礼申し上げます

そして多大なるお心遣いと
道中楽しくお供してくださった
@mitsugukoyano 様

そして下平先生とのご縁、制作は
この方無くしてはあり得ませんでした
古谷野学様に深く感謝申し上げます

本当にありがとうございました
・
ー黒紋付型絵染 その5ー

#下平清人先生 
#着物 #きもの #kimono
#絽の留袖
#岸本浩加着物教室
  • ・
着付けの奉納を
させていただきました

ここに至る経緯
この日の出来事

書ききれない
書かない方がむしろよいのか

いつも通りお着付けしたはずなのに
仕上がりが全く違う!
これにはほんと驚きました
時代が遡っちゃったみたいです笑

特別で不思議
そして全てが面白い
ありがたい体験をしました

窪の宮さまをはじめ
この場にご縁あった方々に
悦んでいただけたこと
とても嬉しく思います

全てのご縁に感謝
そしてお陰様です
ありがとうございます!

お方様役をお願いした
軸の安定感抜群の
@0319kazu 嘉住子さん

偶然の再会は天の配剤
奉納をご一緒してくださった
クリスタルボウル奏者
@niconicokeiko けいこさん

本当にありがとうございました!
めちゃめちゃ楽しかった〜
またご一緒したいです

わっしょい!祭!!

photo : @andou_sanae 
いつも素敵にありがとう♡

・
#令和のエンターテインメント
#イタコシスターズ誕生 
#奉納
#直会
#満開の桜
#岸本浩加着物教室
  • ・
昨日開催された
美しく歩く人を決めるコンテスト
THE WALK JAPAN 2023

会場に入って来られた
衝撃的に美しい女性!

頭のてっぺんから
足の爪先までオシャレで
鮮やかなオレンジヒールが
たまらない

一目惚れにもほどがある!

昨年アフリカンテキスタイルで
浴衣を作った私としては
声をかけずには
いられませんでした

彼女のお嬢様が
コンテストで着ていた
オレンジのミニワンピと
グリーンの着物ドレスは

南アフリカ人のお母様と
日本人のお父様を
両親にもつ彼女のルーツ
とーっても素敵でした♡♡♡

ミニワンピでのフリーウォークが
最高だったので
アフターパーティーで
そのことをお伝えしたら
とても喜んでくださって
とびきりの笑顔に
またトキメキめいて
なんて可愛い♡

彼女は審査員特別賞として
ショー出演のチャンスを手にしました

「自分の新たな可能性が見えたので
チャンスを掴みたい!」
キラッキラの瞳で
そう話してくれました

主催者 今村大祐さんは
人生に希望を与えて下さる人

スーパーポジティブ大祐さんの
自然発光パワー
体感したい方は4/2開催の
エンタメ福岡ご参加ください

これからも
「美しく歩くことを文化に」
大祐さんの志を応援しています

◎エンタメ福岡申込みURL
https://entamefukukuoka2023.hp.peraichi.com/

あっ、ストーリーズに
「前髪切ったの?」と
たくさんのメッセージ

ただ今、前髪伸ばし中
これはカツラでした 笑

・
#着物 #kimono #きもの
#thewalkjapan2023 
#アフリカンテキスタイル
#岸本浩加着物教室
  • ・

2日目の朝
一番氣を遣うという
黒の地染めが始まりました

「三度黒」という染色法を
ご存知ですか?

①ログウッド
②木酢
③重クロム酸

の順に3度塗るから「三度黒」
(違う媒染を使うこともあります)

ログウッドが手に入りにくい昨今
京都では「失われた染め」と
言われているそうです

ログウッドは【血の木】の意味を持つ
鮮やかな色が抽出される植物

ひと刷毛塗ると
壮大な大地を思わせるような
赤茶色に目を奪われました
邪氣を払うと言われています

なんと昔はヘマチンと呼ばれる
豚の血を使っていたそうで
動物や植物からいただいている色は
命そのものです

木酢を塗ると瞬時に真っ黒に変色し
さらに重クロム酸を重ねれば
深みと艶が増しました

水洗いをして糊を落とし
先生が心配されていた
面っちり(つらっちり)という
地染めの色が柄のところに
染みていくことはなく
一安心されたご様子

最後は図案を開き
小さく切った色紙を置いて
みんなで色の作戦会議をしました

全ての工程を拝見し
思いがけない体験をした
濃厚な二日間

いやーほんとに楽しかったー!

ただし、ここまでは
色確認のためのトライアル
これからが本番
ストーリーは始まったばかりです

貴重な体験をさせていただき
本当にありがとうございました

心魂を傾けて作られた
先生の着物をまとい
感謝の気持ちで
満たされている私を
既に感じています

ー黒紋付型絵染め その4ー

・
#下平清人先生 
#黒紋付型絵染め
#着物 #kimono #きもの
#岸本浩加着物教室 
#着物ストーリー
  • ・

型紙が完成し次は染めの工程

生地に型紙を置いて
リズミカルに防染糊が塗られると
くっきりと現れた模様の線は
色が染まらない部分

糊を乾かし
ついに色が挿されます

先生の経験と感性で選ぶ色は
潔く決まっていき
指示されたお嬢様お二人が
速やかに色を作って下さいました

まず中央の鹿にベンガラ色が挿され
隣の模様をしばらく挿すと

「塗ってみなさい」
と、思ってもみないお言葉が

こんな経験は二度とできません
もちろんありがたく
刷毛を受け取りました

が、めっちゃ緊張するーー!

緊張感、動画で伝わるでしょうか?
(先生の質問を聞き流すほど 笑)

先生に指導していただきながら
色挿ししたこの経験は一生の宝

先生がおっしゃったように
自分で着るものを染める日が
来るやもしれないと思ったほど
とても楽しいひとときでした

色挿しした部分に
再度防染糊を塗り乾燥

ここまでで半日かかりました
(ほぼ型紙を彫って下さっていてです)

この後いよいよ地染め
先生が一番気にかけているという
黒の地染め

その作業は翌日に
持ち越しとなりました

ー黒紋付型絵染め その3ー

・
#下平清人先生 
#黒紋付型絵染め
#着物 #kimono #きもの
#岸本浩加着物教室 
#着物ストーリー
  • ・

「ここが僕の城」

そう案内してくださった
工房の向かいにある建物
ここで型紙が作られていました

型紙を作る工程は

一、型彫り
  図案を伊勢型紙に貼って彫る

二、紗張り
  紗という網目状の薄い生地を
  ラッカーを塗って型紙に貼る
  (補強のため)

三、吊り切り
  細い線や飛び柄を支えるために
  繋いでいる線「吊り」を
  紗を切らないように切り取っていく

とても細かくて力のいる作業

「これは夜の仕事、昼間は染めをやるからね
寒さが厳しい時には新聞紙を背に当て
寒さをしのいでやったりするんだよ」

御年87歳
心血を注いでくださっていることに
感謝を超え胸が詰まりそうになりました

私の着物には11枚の型紙が作られます

せっかちでいらしたという
芹沢先生のスピード感が
染み付いていらっしゃる
下平先生を以ってしても

型紙だけで2ヶ月近くかかるそうです

やはり胸が詰まりそうになります
ありがたい・・・

ー黒紋付型絵染め その2ー

・
#下平清人先生 
#黒紋付型絵染め
#着物 #kimono #きもの
#岸本浩加着物教室 
#着物ストーリー
  • ・
僥倖の旅でした

ここは那須塩原

のどかな場所に建つ工房で
先生が待っていらっしゃる

工房の中には横長の台
そして天井に吊るされた
染めかけの二枚の反物

まさに染めの工房といった感じ

きっと先生は染めの作業を
していらっしゃるのだろうと
思っていたら
まさかのお姿!

小さくかがんで楽しそうに
ろくろを回されていました

このお姿を拝見して
ある言葉を思い出しました

「僕の家は、農夫のように平凡で
農夫のように健康です」

私が大好きなこの言葉は
染色家 芹沢銈介氏の言葉

その芹沢先生の下で23年間仕え
作品を作ってこられたのが
目の前の下平清人先生

この言葉の感性と
目の前の先生がリンクして
思わず無邪気に
喜んでしまいました

自分たちで使うものや
作品を買ってくださった人に
差し上げているとのこと

しばらく隣で
じーっと見ていたら

「君にもあげるからね」と…

「君」という言葉に弱かったのだと
初めて気づいた素敵な出会い

私の着物ストーリーの始まりです

ー黒紋付型絵染め その1ー

・

#下平清人先生
#着物 #きもの #kimono
#黒紋付型絵染め
#岸本浩加着物教室
#着物ストーリー
  • ・
修了おめでとうございます!

着付けのお客様から始まったご縁が
数年後、こうやって着物仲間に♡

ただただ嬉しい

ありがとうございます
・
#kimono #きもの #着物
#岸本浩加着物教室
  • ・

この度素敵なご縁をいただいて
夏の黒留袖を作っていただくことに

87歳とは思えない
かくしゃくとしたお声
柔らかな話し方で
自分の思いにとても素直

ストレートな物言いが
小気味よくって
しばしお電話で楽しく
お話しさせていただきました

生来の図々しさが発動し
制作されているところを
拝見しに伺いたいと
臆面もなくお願いしたら

「いいよ、いらっしゃい」
と、なんてお優しい 

今年の旅の楽しみができました

写真の「蟹牡丹」は
先生の作品
二曲一隻の屏風

ご縁を繋いでくださった
@mitsugukoyano さま
ありがとうございます

#下平清人先生 
#染色工芸家 
#民藝
#明和美
#kimono #着物 #きもの
#岸本浩加着物教室

日記

5月22日(2023年)

能登上布

モノづくり
石川県二日目能登上布の工房見学です 昭和初期百軒ほどあった 能登上布の織元は 現在こちらの工房山崎麻織物工房一軒のみ少し散歩すれば、広い田んぼに鳥の鳴き声が聞こ […]
5月21日(2023年)

チャンスを掴む!

時には旅へ
今日から石川県です明日は能登上布、明後日は加賀友禅の工房見学のために来ています実は金沢駅に着く手前で人身事故があり列車が止まってしまいました再開は一時間半後か二 […]

お問い合わせ

着物が皆様にとってより身近なものに。そして、着物を通して豊かな心が育まれるお手伝いをさせていただきます。お困りのこと、ご相談などございましたら、遠慮なくお問い合わせくださいませ。

お名前(必須)
メールアドレス(必須)
お電話番号
お問い合わせ内容(必須)