お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

さむらい5代目は19歳

さむらいプロデュース

先日、
5代目となるさむらいが誕生いたしました。

とっても爽やか!!

色は何て言ったらいいのでしょう。
和色大辞典  でいうと「新橋色」でしょうか?


お母様の影響で茶道を習い始め、
お茶会用にお着物が必要になったことから
ご依頼いただきました。

 

着物をもっと普段に、
気楽にお召しになっていただきたいことから
私はいつも綿のお着物をお勧めするのですが、

 

今回の目的は「茶道用」


茶道のしきたりが全く無知の私ですので、
茶道歴が長く三ッ星レッスン さんでご縁をいただいた
ちんがらや  4代目 村上琢磨さんにお願いし
ご指導いただきながら決めていきました。

男性着物は渋い色目の物が多い中
パッと明るく爽やかなお色が1枚。
しかも塩沢御召の生地のサラリとした感じが
19歳という若さにもピッタリです。


ご本人様もとっても気に入ってくださり
こちらの塩沢御召のお着物と
帯はしっかりしていながら柔らかくて結びやすい
綴の角帯に決めました。



そして、着物の下に着る長襦袢ですが、

竜巻絞りというこちらの長襦袢を。


その名の通り、竜巻のように絞り上げられ
手作業ゆえの少しよろけた線が
とっても優しく味のある雰囲気で
素敵な長襦袢でした。

 

これから先ずっと着られるお色が
上品ですよね。

 

さむらいプロデュースを始めて
まだ2年も経っておりませんが
5名のさむらいが誕生いたしました。


プロデュースと言いましても
ご提案をさせていただくだけ。

 

お客様のご意見を優先し
着ていて楽しくなる
そして納得いくものを
選んでいただいています。


格のバランス
季節に合ったものであれば
着物と帯の組み合わせは
何でもありです!


そこが着物の楽しさであり
日本人としての
感性の磨きどころでもあります。

 

そして今回のさむらいプロデュースを
産経新聞さんが採り上げてくださり
3月8日の新聞に掲載されました。

益々着物男性が増えていきますよう
これからも努めて参りたいと思います。