お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

着物研究家シーラ・クリフさん。

イベント

  Sheila Cliffeさん、西日本初の講演会に
行ってきました。

ご覧ください!この着こなし。


着物を楽しんでいらっしゃるのが
全身から伝わりますよね。
格好いいでしょ~
可愛いでしょ~
どこを歩いてても大注目される存在
「ここに Sheile Cliffe あり!!」
めちゃめちゃ素敵でした。

シーラさんはイギリス生まれ、
元々ファッションが好きだった彼女は
日本の骨董市で鮮やかな
赤色の長襦袢と出逢います。

長襦袢と言えば着物の下に着るもの、
ほとんど見えない長襦袢に
どうして日本人は技術や手間を惜しまず
ここまでオシャレで
素晴らしいモノを作るのか。
日本人ってすごい!
着物って素晴らしい!!
ここから着物の虜に・・・。

日本に住んで33年、シーラさんはほぼ毎日
着物で生活されています。
シーラさんインスタはこちら

シーラさんのお話は着物文化や歴史、
経済の話などとても勉強になりました。
中でも一番共感しお伝えしたいこと、
それは「きものの着方」です。


シーラさんのきものスタイルブック
「SHEILA KIMONO STYLE」発売中

シーラさんは補正も前板も使わず
きものを着られます。
自分の曲線を活かしたいと、
ウエストにはくびれがあり
帯には帯締めによってできるシワがある。
お太鼓もサイズ感とバランスが自由。

教わって出来る着こなしではありません。

着やすくて楽な着方をご自身で探求した結果
今の着方になったんでしょうね。

シーラさんが講演中に仰っていました、
「きもの学院などが教えているのは
補正が大事!しわを作ってはいけない、
きっちり着付ける。
だからきちんと着なきゃいけないと
皆、思っている。」

はい、仰るっ通りです・・・

補正命!と思っております(笑)
しわはなるべく作らないようにしてます(笑)
きっちり着ることしかできません(笑)


・・・・・

何だか自分の着方が
つまらなくなりました^-^;

昔はおばあちゃんやお母さんが
着ているのを見て覚え、
当たり前のように自分で着て、
家事をしていても窮屈に感じない
遊びがあって。
しわがあっても帯が歪んでいても
それはそれでよかったはずなのに、
きもの警察にビビる人多し(笑)

※きもの警察とは・・・
着物の乱れや間違いを注意せずにはいられない人。
(今回のイベント主催者村上先生のお言葉 笑)


今の私は、まだまだ真面目なもんで
きっちり着る方が落ち着くかなぁと
思っているのですが、

歳を重ねるにつれ、もっと開放的に
着物を楽しめるようになったなら
補正を外したり伊達締めを減らしたり、
前板だってもちろんいらない!
そんなシーラさんのような着方が
私の望む着方の最終地点だなぁと思いました。


皆さんにとっての気持ちいい着方は?

きっちりでも、ラフでもなんだってあり!
きもの警察なんて気になんない!
そんな風に思えるようになれると良いですね。

せっかくの美しい着物や帯を
きっちり着なきゃいけないと思い込むことで、
楽しむことが半減している方多いように思います。


自分が気持ちよくて楽しいと思う着方が
一番大切なんだと
大きな気づきをいただきました。
シーラさん、ありがとうございました。

 


また、このイベントを企画してくださいました
ちんがらや 村上琢磨先生、
きものを心から楽しむシーラさんに
出逢わせていただきましたこと
心より感謝申しあげます。
本当にありがとうございました。



生徒の皆さんたちと


三ッ星レッスンでご一緒のつがわひろみ先生。


新潟旅行をご一緒したあいちゃん。


美観地区で。


ミラクル香織さん。


レンタル着物着物浪漫の亜貴子さん。


カナウ・ジュエリー長谷川真由美さん(中)と
個性的な小物が素敵な明美さん(左)


ご一緒させていただいた皆様
ありがとうございました!!