お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

プライベートレッスン3回目(F様)

教室

今日は愛息子の誕生日。


主人作の恒例廃材アート

12歳になっての感想は?と尋ねると
「う・・・・ん。」と。笑

いつも言葉数少ない彼だけれど
人一倍周りを見て、聴いて
観察しているから、

とても優しくて気の利く
素敵な男の子になっています。

来年あたりから反抗期かなぁ。

「うっせぇ」と言いながらも
ハグしてくれる息子って
可愛いだろうなぁ♡


さて今日は3回目となる
プライベートレッスン。
初めての名古屋帯のお太鼓結びでした。


初めてでこの素晴らしい完成度!!

日曜日は私のYouTube動画を
(生徒さんのみがご覧いただけます)
何度も何度も繰り返しご覧になって
練習してくださったというFさん。

自己流になってはいけないと
とても丁寧に着ていらっしゃいました。


所作が美しいですよね。


私のお稽古は自己流になって構いません。

ご自身が納得のいく
着方ができればいいからです。

手前味噌ではありますが
私の着方は手数が少なく無駄がありません。

できるだけ削ぎ落とし完成される
シンプルな美しさが好きだからです。

無駄のない手つきは
必要以上に触れないので
着物や長襦袢、帯に優しいのです。

長襦袢の半衿、よく汚れませんか?

首の皮膚が直接当たるところですので
汗や皮脂汚れ、ファンデーションなどがついて
汚れやすいところではあります。

それに加えて、
実は無意識でよく触っているので
手の脂や汚れも半衿につくというWパンチ。

衿元がキレイだと
着方がとても美しく見えますよね。

衿元を一番意識するからこそ
無意識に手が行っているのです。

動いていると衿元が開いてくることもあるので
そういう時はお直ししていいのですが
着ているそばから何度も手が行くのは
必要以上に触っています。


自分を信じて一度決めたら触らない。
一手一手で決めて行きます。

こうなると着付けというより
型のような感じかもしれませんね。

「最小限の手数で最大限に美しく着る」
着物の着方にご興味ある方は
ぜひ教室にいらして下さい。

今日も楽しくお稽古させていただき
感謝です。