お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

愛おしむ暮らし

日々のこと

先日、敬愛する先生の暮らしを
TVで3週に渡って拝見しました。
(テレ東の”わたしのヒュッゲ”という番組)

その暮らしが実に愛おしさに溢れていて
家、道具、器などへのまなざしが
とても優しく愛に溢れていました。

大学の先生なのですが
オンラインで講義を受けた時も
(モグリOKの楽しい授業でした)
生徒へのまなざし、聴く力、
そして言葉の力に感動し
人としての在り方をたくさん
勉強させていただいています。

先生のある休日の暮らしが
朝、昼、夜の3部に分けて放送されました。

朝、自分用にカスタムしたほうきで
お部屋の掃き掃除をし
そのあとお抹茶を点て一服。

その時の器を持つ手は
包み込むように優しく愛おしく大事に
そして語りかけるように・・・

先生は日常で使う道具「民藝」から
暮らしを考える哲学者。
家の中には民藝がたくさんあります。

民藝大好きの私にとっては
羨ましすぎる空間♡

モノを置かず
すっきりとした家がいいという方も
いらっしゃるでしょうが
そういった空間は
私にはどこか寂しく感じます。

先生のご自宅は
自分が愛おしいと思うモノに囲まれ
そして床はレンガ色でクッションもカラフル、
とてもオシャレな方だけあって
色の使い方がとても上手で素敵なご自宅でした。

そういう家は温かみがあって癒されますね、
とてもいい気に満ちていました。

「器を育てる」
という言い方があるように、器は生きています。
器のみならず、家、道具などもモノとして見ず
命あるものとして共に暮らしている。

夜は奥様に初めて作った
お鍋料理を作られて
恥ずかしそうにお話しされている姿が
これまた愛おしさに溢れていて
なんとも可愛らしい 笑

日常の全てのモノを優しく愛おしんで使う
日々の暮らしのあり方が
その方の人柄そのものになるのだと
教えていただいたようでした。

私も先生のようにいつも温かく
愛おしさで人を包み込める人間でありたい。

愛おしむ暮らし大切にします。


写真は私の朝の幸せ時間。

先生に教えていただいた
徳島の民藝のお店で購入した
しのぎのマグカップ。

しのぎが好きなのですぐに目が行き
女性的な小ぶりのサイズと
人の手の温もりを感じるほんの少しの歪みが
気に入って購入したもの。

外の風を感じながら
これでカフェモカを飲む時間が幸せ♡