お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

最後の振袖、そして未来へ

着付け

今朝は振袖のお着付けに行ってきました。

ご結婚されるということで
家族写真を撮ることになり
せっかくだから最後は振袖が着たいと
お嬢様が仰られたそうです。




弾けるような笑顔と陽気な性格のお嬢様
とても初対面とは思えないほど
気さくにたくさんお話をしてくださいました。

本当はお祖母様の振袖を着られるなら
着てみたかったと。

お嬢様、お写真では分からないかもしれませんが
170cmと高身長。
お祖母様の振袖は流石にサイズが合わず断念。

お母様の振袖も着ることができなかったのだそう。

ただ、そうやって受け継いで着たいと思う
お嬢様のお気持ちがとても素敵で
大切に育てられてきた
心優しいお嬢様なのだと
ジーンとしちゃいました。

この振袖はお嬢様のために誂えたもので
藤や八重桜が贅沢に描かれた
よくお似合いの振袖。

成人式で一度着ただけで
今回で2回目、
ご結婚されるので今回が最後
もう着ることはないのです。

でもね、お嬢様のお考えは素晴らしい!
「この着物は古典的な柄ですか?」と
尋ねてこられました。

「はい、藤や桜の模様なので古典柄で
伝統的な模様ですよ」とお答えしました。

するとお嬢様
「それなら、娘に残せますね」と
仰られたんです。

次に受け渡すことを
すでに考えていらっしゃる。

ほんと大切なことをきちんと
教えられて育っているお嬢様だと思いました。

そういう想いがあればこそ
着物は未来に繋いでいくことができます。

まだ20代という若さで
その感性を身につけられていること
大変素晴らしいことだと感動いたしました。

そんな彼女の周りはHappy波動が広がり
お迎えに来られた彼との
ツーショットも撮影させていただきました。


お二人ともとても仲睦まじく微笑ましい♡
お写真の顔出しも快く承諾してくださいました。

お二人の幸せオーラは
その場に居合わせた人たちをも包み込み
愛ほど素晴らしいものはないのだと
実感させていただきました。

そしてまたまたHappyな出来事は
このお写真。


お嬢様のお父様が彼のネクタイの結びを
直してあげていらっしゃるんです。

パパ〜〜〜!

可愛い娘を取られると思って
口を利かないお父様もいらっしゃるのに。笑

彼のことも息子同様
大切な子供としてすでに関わられているのですね。
幸せすぎて写真を撮らせていただきました。

間に挟まれたお嬢様の笑顔が
とびっきりチャーミングでしょ。

とってもとっても素敵なご家族♡♡♡


お二人の末長いお幸せを心より願っております。


あ〜〜〜今日も幸せです♡

感謝。