お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

七夕夕涼み会

イベント

一昨日は七夕でしたね。
今年は3度程
短冊にお願いする機会がありまして
家族のこと、世界平和への祈りなど
書かせて頂きました。


七夕前夜、倉敷市の素敵なカフェで
夕涼み会がありました。

私も参加させて頂いたのですが
その前に3名の方のお着付けを。


左:紗の着物
中・右:浴衣


浴衣には今巷で流行っている
「結ばない帯結び」
(#結ばない帯結び インスタで検索)
をさせていただきました。

自分にして解ったのですが、
一本の帯締めのみで
帯を留めているのでとても楽なんです。

いつかお客様にと思っていたので
今回させて頂きましたら、
お二人から「とっても楽だった」と
仰って頂きました。

・楽でしんどくない
・色んな変化結びが出来る
・結ぶ帯とは違う雰囲気が出る

お客様に大変喜んで頂いた
結ばない帯結び、
色々バリエーション増やして
いきたいと思っています。

ご自身で結べますので
皆さんもぜひお試しくださいね。


さて、今回も嬉しい「おもい繋ぎ」
がありました。

紗の着物と絞りの浴衣。


紗の着物は以前ご自宅に伺い
コーディネートさせて頂いた方、
 (その日記はこちらです)

お母さまのお着物を
お召しになられました。
このお着物、仕立てがついたままの
新しいものだったんですよ。


また絞りの浴衣は30年ぶりに
お召しになるそうで、
ご両親がご用意してくださった
ありがたい浴衣でした。

お二人とも共通していたのは
古くて着られないと思っていたこと。

着物に流行はないといいますが、
まさにその通りでして、
今着ても古臭さを感じません。

しかも古い物の方が
質が良いものがあったりで、
そういったものを拝見するたびに
職人技術のすばらしさに感動します。

お二人共が、今でもこうやって
素敵に着られてよかったと
おしゃって下さいました。

着物、浴衣の生き返り、
そしておもいが繋がるその場に
温かさと愛と豊かさを感じる
この時が本当に幸せに思います。

皆さんもいつかは箪笥のお着物たちに
思いを寄せてみて下さいね。