5月22日(2023年)
能登上布
モノづくり石川県二日目
能登上布の工房見学です
能登上布の工房見学です
昭和初期百軒ほどあった
能登上布の織元は
能登上布の糸はまとめてではなく
一本ずつ糊コーティングすることで
控えめな艶感が生まれるのが特徴の一つ
衣桁にかかったこちらのお着物は
ほどよく麻のシャリ感を残しつつ
肌に寄り添ってくるような
柔らかさがあって
着て洗ってを繰り返し
作り上げていくこの風合い
洗うたびに「調子はどう?」と
語りかけたくなるような
とても親しみのあるお着物でした
いよいよ作られているところを拝見
お隣の工房に移動しました
麻の透け感が涼しげでいいですよね
ベテランの方は
両手両足を使ってリズミカルに
ここに来て間がない方は
横糸をとても丁寧に
通していたのが印象的でした
下絵に合わせて染められた糸
大切なデザイン画
貴重なものをたくさん拝見しました
百軒から残り一軒と聞けば
未来に残っていくのか
心配になりますが
心配になりますが
40〜50代の方が主流となり
一番お若い方で20代の方が
いらっしゃるそう
いらっしゃるそう
募集をしていないのに
新しい方とのご縁に恵まれ
なぜかうまく引き継ぎが
できていると聞き
ほっと胸をなで下ろしました
能登に来て驚いたのが
神ごとがとても身近であること
そして熱い想いで
純粋で健全に受け継がれていること
工房のお隣には
奈鹿曽姫神社があります
きっと守ってくださっている
そう思わずにはいられない
能登の人々の精神性
自然の命をいただき
作り上げられる着物は
神様への感謝無くしては
未来に繋いでいけないのでしょうね
自然の命をいただき
作り上げられる着物は
神様への感謝無くしては
未来に繋いでいけないのでしょうね
とても感動しました
ご案内いただきまして
本当にありがとうございました
ご案内いただきまして
本当にありがとうございました