3月29日(2022年)
楽な着付けを目指してます
教室今日はお二人が他装のお稽古に
来てくださいました
着物の着付けと
名古屋帯のお太鼓結び
お互いに着せ合って
紐の締め加減や位置など
感覚を伝え合うと
とても勉強になります
お二人ともご自身で
着物を着られる方です
人に着せてもらってどうですか?
と尋ねたところ
「しっかり着せてもらってる気がした」
と、お二人とも同じ感想でした
しっかり着せてもらっている
というのは一見いいように
思うかもしれませんが
逆を言えば
「自分で着るよりきつめである」
ということです
ご自身で着るのが一番楽なはず
なので、他装の場合
自分が思っているより
しっかり目に結んでいることが
多いように思います
また、緩んでしまったらいけない
という不安もあるので
どうしてもきつめにはなってしまいます
楽に着つけるって
ほんと難しいですね
私もいまだに難しく思うこともありますし
着物がずれてしまうことも
お恥ずかしながらまだあります
私の場合は極力楽な着付けを
目指しているので
毎回がトライアルな感じで
「着崩れることなく
とっても楽でした」
とお客様のご感想をいただくと
どんなに励まされることか
私がしっかり締める箇所は
着物丈を決める腰紐と
帯締めの二箇所
綺麗だけではなく
楽な着付けをすることで
着物をまた着たいと
思ってもらえる
それが着物を未来につなげる
一助になると思っています
「楽しいお稽古でした」
と今日言ってもらえたその言葉も
励みになります
ご参加ありがとうございました
感謝