新しい持ち主へ
着物今日は週末にイベントで夏着物を着られる
生徒さんの復習稽古。
私は紗の着物に羅の帯。
絣模様の可愛い素朴さに
私は「町娘」とこの着物のことを
呼んでいます。
洗える着物ですので
夏はとっても重宝します。
かれこれ18年ほど来ている着物です。
今日は生徒さんに私が着なくなった
松阪木綿を着ていただけないかと
お持ちしました。
格子の柄で帯は何でも合わせやすいです。
先日、着物の整理をし
生徒さんや着物仲間の皆様に
着られるものがあれば
是非持ち帰ってくださいと
お譲りしているのです。
20年前の私はこういった藍染のものを
よく着ていましたし、
ほとんどが紬の着物でした。
「浩加さん、こんなお着物もきてたんですね」
と驚かれるほど
昔と今では着る着物が全く変わっています。
講師という活動が増えたことも
大きな理由ですが、
一番はやはり心の変化。
かなり強かった男性性が
今は程よく女性性も出るようになり
次第に柔らかものと呼ばれる
染めの着物が着こなせるようになりました。
何でそのように変わったのかは
3時間話しても足りないくらい
ここには書ききれませんが
たくさんの素敵な経験をさせていただいて
今の私があります。
昔はこそばゆくて染めの着物が
着られませんでしたからね 笑
それほど着るものと心は
繋がっているのです。
さて、こちらの松阪木綿
生徒さんは始め
「私っぽくないですね」と
おっしゃられていたのですが
まとってみると
「あれ?よくない?可愛い」とおっしゃられ
受け取ってくださることに。
羽織ってみないとわからないのが
着物の面白さでもありますね。
木綿の着物ですから
かなりカジュアル。
ちょいと半幅帯を結んで
常連さんばかりの寿司屋のカウンターで
一杯やりたいですよね!と
すぐ美味しいもの食べに行きたがる私は
こう言う話になります。
もちろん、早速企画します! 笑
私の周りはお酒好きな人が多くて
嬉しい〜〜♡
食を大事にされている方は
お酒との付き合い方がお上手です。
また次の楽しみができました!
私の思い出の着物たち
受け取ってくださった皆様に感謝です。
今日のお茶菓子はホオズキ
とっても可愛いでしょう〜
枝まで食べられるんです。
繊細♡
パクリといっちゃいました 笑