お知らせ・日記

坂東玉三郎さん〜お話と素踊り〜

日本文化

今日はこちらの公演に



死ぬまでに一度は見ておきたかった
大尊敬するお方
「坂東玉三郎さん」


この公演の情報をくださった
Nikki先生とご一緒に


今回は「旅」についてのお話や
玉三郎さんへの質問コーナーなど
たっぷりとお話を聞くことができました

玉三郎さんは
引き出しが豊富でいらっしゃいますし
色んなジャンルにも造詣が深く
とてもお話が面白い!!

南の島ロタで素潜りされるお姿や
ヴェネチアでゴンドラに乗られているお姿
信じられないほど美しいです

またお仕事とお稽古の日々で
大変お忙しいでしょうに
きちんとプライベート時間を持ち
楽しまれている

「ゆとり」があるのです

何もかもが究極に生きていらっしゃるなぁと
玉三郎さんのあり方に
人間は本当に神でもあるのだと思えるほど
突き抜けていらっしゃいました

素踊り「雪」は大変ゆっくりの踊りでして
体感が鍛えられていなければ
あのゆっくりとした動きはできません

御歳七十三!!

肌艶もよくって大変お若い
人は生き方が顔に表れると言いますが
本当にそのように思います

最後に深い座礼をされたのですが
ひときわ私はこの座礼に魅了されました

ことの外
指先に目が釘つけになったのですが
とにかくしなやかなのです

無駄な力を抜き
手の重さに任せた
柔らかい指先の着地

慈愛と感謝に満ちた瞳で
ゆっくりと深く頭を下げるそのお姿は

会場全体が神域になったように感じるほど
大変神々しく
座礼であれだけ空気感を変えられるなんて
信じられませんでした

人間を極めたらほんと「神」です

痛く感動しました

そしてそのお姿を拝見しましたので
目標とすべき座礼は
玉三郎さんの座礼でございます



はい、頑張ります!!