着物が導く変化
教室今日は午前午後とお稽古が。
午後には新しい生徒さんが
いらしてくださいました。
私の教室には感性豊かな生徒さんが
多くいらっしゃって
お稽古中のお話がとても楽しいのです。
午前中の生徒さんは
ご自身の心とお着物に
真摯に向き合いながら
お稽古してくださっています。
今日で4回目、手順が頭に入ってきたので
私が一緒に着なくても
言葉の説明だけでここまで着られる様に。
素晴らしい〜!!
安定の衿合わせ、綺麗ですね。
お稽古が終わりいつものお茶タイムで
彼女からこの様な言葉を聴きました。
「着物を着ると自分の本心が出てきます」と。
本当に望んでいる自分が
着物を着ていると分かると言うのです。
「だから着物を着られる様になることが
とても楽しみなんです」と。
とっても嬉しいお言葉。
私も着物の時と洋服の時では
内面の違いを感じます。
着物の時は男性的(強く)
洋服の時は女性的(柔らかく)
意外と思われますか?
心がそう変化する様に感じるのです。
最近では洋服の時さえも
男性的になっている気もして…
このままではいかんと 笑
着物を着られる方は
男性性を強く持っている方が
多い様に思います。
女性性の着物を纏い
中和しているのかもしれませんね。
もししなやかな強さであればとても女性的。
私はまだそこまで到達しておりませんが
今までにその様な達人に
何名かお目にかかっております。
大切なのはどんな私も自分の中にあることを
理解すること。
身に纏うものによって
どう自分の心が変化していくのか
そこを感じとって何かに気づくことが
大切な様に思います。
生徒さんがとても敏感に
感じとってくださるお陰で
着物が導く彼女の変化が
ますます楽しみになってきました。
ご縁に感謝です。