お知らせ・日記

HIROKA KISHIMOTO

ゑびすや荒木旅館

時には旅へ

備前市出身でありながら
こんなに素敵な旅館があるとは
存じあげませんでした

お恥ずかしい・・・

その旅館は
「ゑびすや荒木旅館」
備前市西片上にあります


 


玄関入って正面の廊下

元々は室町時代に
廻船問屋から始まり
江戸時代には料理旅館として
今に至ります

安政3年(1856年)創業ですから
今年で167年目

ご案内くださった女将で
19代目になるそうです

ヒヤーーーっ!
信じられない!!

今日はこちらで
お昼の会席をいただきました


通してくださったお部屋は
「南天の間」

なんと明治18年に
明治天皇が昼食を召し上がった
お部屋だそうです

またもや ヒヤーーーっ!

それだけ古い歴史の残る
建物ではありますが
エピソードを伺うと
やはり驚いてしまいますね 笑

お料理は瀬戸内のお魚を
たっぷりいただける
お魚好きにはたまらない
大満足の昼食

中でも一番感動したのが
こちらの煮付け


お皿はもちろん備前焼

鰤だったかな・・・
ハマチだったかな・・・

久しぶりに甘みの効いた
照りつやのよい煮付け

とても上品に作られているのですが
瀬戸内育ちの私にとっては
この甘さがとても懐かしくて
しみじみ・・・♡

子供の頃を思い出しながら
胸打たれる美味しさでした

お食事の後は女将さんが
館内をご案内くださいまして


なんと申しましょうか・・・

美食家としても名を馳せた
北大路魯山人さんが
お泊まりになったお部屋や

与謝野鉄幹・晶子ご夫妻が
短歌の会を催された
大広間など


ちなみにこの大広間には
小さなステージがあり


ここで昭和の歌姫
美空ひばりさんが
お歌いになられたそうです

電話ボックスや



應接室


当時のまま(一部改修していますが)
残っています

着物で行くと衣食住が全て揃い
タイムスリップを
実際に体験した感覚に

言うならば
「異次元アミューズメントパーク」

見るもの見るもの
美術館級のものが
さらりと飾ってあります


↑こちらは構成文化財として認定された
「片上八景」

ぜひ、荒木旅館のサイトを
ご覧いただき
そして足をお運びになってください

できればお着物で行かれること
おすすめです!

リアルタイムスリップ
体験できますから

そしてこちらのは
大変氣のいい場所


とても癒されると思います

ご丁寧にご案内くださいました
陽子女将




アテンドくださった
美由貴さん

そしてご一緒してくださった
咲紀さん

とても楽しく過ごさせていただきました
ありがとうございます!

感謝