「千年の Japan soul 音」
特別な日素晴らしいコンサートにお誘いいただきました。
お箏と尺八の和楽器セッション
「千年の Japan soul 音」
こちらの主催は株式会社リール
代表取締役の山下リールさん。
才能あふれ、素晴らしい感性を持ち
デザイナーやクリエイター
カメラマンにプロデューサーと
いろんな顔を見せてくださり
そして、着物もらしく粋に着こなす
魅力溢れる女性。
そんな素敵なリールさんが主催されるので
とても楽しみに伺わせていただきました。
会場はRSK山陽放送の新本社内にある
「能楽堂ホール tenjin9」
こちらの能舞台のこけら落としは
なんと野村萬斎さんだそうです。
神聖で清々しい空気感漂う場に
岡山ならではのデニムの椅子
感染に配慮して少数の観客席
とても贅沢な場をご用意していただきました。
尺八奏者の
琴古流大師範 寄田真見乃さんは
東京藝術大学出身。
驚くべきことは、16歳という若さで
全国最年少琴古流大師範を
允許されたということ。
尺八の申し子ともいうべき方で
柔らかな見た目の雰囲気とは違い
音色は力強く深い。
体の底から湧き上がるような
力強さがありました。
そしてお箏奏者の
生田流箏曲正絃社師範 日吉章吾さんは
東京藝術大学出身で、6歳からお箏を始め
小中高とコンクールで最優秀賞を受賞
海外演奏も数多く経験された
実力派のお箏奏者です。
とても柔らかな爪さばきで
一音一音が丁寧で優しく
とても心地の良い音色でした。
お二人一緒に演奏された
八橋検校作曲「六段の調べ」は
私にとって大変思い出深い曲。
実は私も6歳から16歳までお箏を習い
「六段の調べ」は
師範免許取得試験の課題曲でした。
一番練習し、一番緊張した曲。
記憶に残っている音階が自然に出てきて
頭の中で一緒に弾いていました。
生演奏はやはり心に響きますね。
とても懐かしくしみじみ
当時のことが思い出されました。
今回ご一緒したのはこちらのお二人。
熱血着物部のメンバーです 笑
お着物で伺ったのをリールさんが
とても喜んでくださいました。
着物は人だけでなく
場の品格もあげてくれます。
喜んでいただくたびに
着物の持つ力を実感します。
この日、図らずもご一緒させていただいた
皆様の中に驚く出会いもございました。
一際目立つ着物姿の男性
ご縁をいただきましてありがとうございます。
世間の狭さも実感しました。笑
今回このような機会をいただいて
改めて和楽器の素晴らしさに感動しています。
私にとっては懐かしさもありますが
遥か昔の雅な世界に
連れ戻してくれるような
そんな感じが致しました。
そのように感じ取れたのも
素晴らしい場と演奏が
一体となっていたからこそ。
さすがのリールさんのセンス
いつも素敵です♡
お伺いすると
このツアーはこれから北上して行くそうです。
地方ならではの素晴らしい場が
各会場に用意されています。
お二人の演奏がまた違って
感じ取れるのでしょうね。
楽しみです!
千年続く和楽器、魂に響く音色を
皆様にも是非お聴きいただきたいです。
「千年の音」ツアー予定
2月23日(火/祝)【京都府 京都府民ホール アルティ 公演】
2月26日(金)【青森県 清水屋旅館 公演】
2月27日(土)【青森県 八戸ポータルミュージアム 公演】
2月28日(日)【青森県 ねぶたの家「ワ・ラッセ」公演】
※非接触オンライン・サロンコンサートのため、来場はいただけません
※リアルタイム配信もしくはアーカイブ配信となります
※詳細は、一般社団法人TOCOL Webサイトにてお知らせいたします。