お知らせ・日記

和紙(懐紙)を日々の暮らしに

イベント

先日、倉敷美観地区にあります
 The華紋さんにて
「和紙(懐紙)を日々の暮らしに」の
イベントをさせていただきました。



たくさんの方にお越しいただき
誠にありがとうございました。

とっても嬉しいことに
着付け教室の生徒さんたちは
着物を着て来てくれていて
会場を華やかにしてくれました。
ありがとうございます!!

今回は福井県からお越しいただいた
山岸和紙店の山岸保喜さんに
越前和紙についてのお話を
していただきました。

【日本三大和紙】
・越前和紙
・美濃和紙
・土佐和紙

この中の一つ、越前和紙は
世界からも認められる素晴らしい紙で
檀紙や雲肌麻紙、中には人間国宝
岩野市兵衛さんの生漉奉書紙など
見せていただきながら
日本の和紙は世界に誇れる素晴らしい
工芸品であることを教えてくださいました。

こちら福井県にある「大瀧神社」は
紙の神を祀る神社だそうで
今年でちょうど1300年を迎えます。

国の重要文化財に指定されており
日本一複雑な構造で作られていると
言われているそうです。
何とも佇まいに風格がありますよね。

どれほどこの地にとって紙が大切に
されてきたことか。

益々和紙を大切に使っていきたいと
思わせてくれるお話でした。

 

さて、私からはと言いますと、
日ごろ懐紙を持ち始めて分かった
使い方をいくつかお話させていただきました。

箸袋やクッキー包み
(デザートのお皿にクッキー包みがのっていました)

くじ引き用の棒たて(鶴)、一筆箋など

その他に山岸さんからもお話があり
茶道で和菓子をいただく時だけに
使うものだと思っていた懐紙が
何役にも使えるのだと
知っていただくことができました。


皆さん早速使ってみたいと
懐紙を買って帰られる方が多く、
想像を上回る多さに、
品薄になってしまったのですが
嬉しい誤算でした。


参加者の方が素敵にブログを
書いて下さっているので、
こちらもお読みいただけると嬉しいです。

フリーアナウンサー山田響子さんのブログ

頑固なきもの屋 ちんがらや

 

話が得意な私ではありませんが
皆さん笑顔であたたかく見守ってくださいまして
誠にありがとうございました。

皆様の暮らしが和紙(懐紙)によって
より心豊かな暮らしとなりますように。

 

感謝。