お知らせ・日記

素晴らしい最期

祈り

昨晩、魂友のお父様がお亡くなりになり
お通夜に行ってきました。

いつも私は色無地に喪帯を結んで行きます。

母から生前形見分けでもらった色無地が
とてもいい色で、喪にも合わせられます。
私サイズに仕立て直しされ
戻ってきたところでしたので
迷わずこちらの色無地(染め抜き一つ紋)にしました。


ところが喪帯がどこを探してもない・・・
何度か結んでいるので、あるはずなのに
行方不明になってしまいました。

違う帯で行くしかないと
見つけたのが江戸小紋作家さんに
作っていただいた袋帯。


喪の時には光り物は禁物ですから
金糸、銀糸の入っていない
落ち着いた染め帯です。

喪の時といえば
黒だけと思われがちですが
「色喪服」と言って
色無地に染め抜き五つ紋で
黒喪服と同格になるんですよ。

「みんなカジュアルな格好だから」とお言葉に甘え、
主人は黒のTシャツに黒のパンツという
カジュアルすぎるでしょ!といういでたちで
お悔やみに伺うと、皆さん本当にカジュアル 笑

ただ魂友はさすがです!
喪服を着て迎えてくれました。

あまりに皆さんがカジュアルなので
魂友と私は女優ばりの存在感
こういうとこも繋がってます。

魂友を中心にご家族の方々は
明るく笑い声の中、
お父様と過ごされていました。

皆さん、やりきったといった感じ。

愛と感謝で、人はいつでも
幸せになれるということ。

魂友を通してたくさんの学びが
ご家族に、そして私にもありました。

苦しみや辛さを笑いに変え
怒りを受け止め愛で返す魂友。

普通はできません。
あっ、普通じゃない人でした。

いつも笑いのある場を創り続けた彼女。

息を引き取った後も
お父様の大好きだった
アロマオイルのマッサージで
クリアリングしてあげたそうです。

素晴らしい最期を過ごすことのできた
お父様のお顔が本当に美しかった。


「お父様
お父様の笑いのセンスは
彼女がしっかり受け継いでおります。
そしてその笑いのセンスで
たくさんの人を救っています。
私も救われている一人。
そんな彼女をこれからもずっと
見守ってくださいね。」

合掌。